2007年1月、T-Basic.Inc.業務拡張に伴う人材募集について
2007/01/29 (Mon) 10:30
経験はこれから積めばよい。
誠実であれ、真摯であれ、どん欲であれ!
T-Basic.は、2003年3月の始動から間もなく4年の歳月を迎える。
この間に、人材の入れ替わりも多々あったけれども、映画を取り巻く環境も激しく変化した。
シネコンの定着に端を発するハリウッド・メジャーの超拡大公開、日本映画の興行力の復権。
日本で公開される映画の本数は800本を越え、ビデオからDVD、ネットを活用した映像配信へ
と、映画を楽しむ環境も多岐に渡る。インターネットは瞬く間に「なくてはならないツール」
となり、生活密着ツールとなったモバイルへの依存も日々高まる。ウェブとモバイルの定着は、
既存メディアの在り方をも変えていく。色んな意味で変化多き時代である。刻一刻と変わる
デジタル環境が、映画、メディア、人々の価値観を日々変化の波に取り込んでいくからだ。
2007年、スタッフの募集を行う (Link) 。今回の人材募集について、我が社に関心を持って
いただいた方に開示できればと考え、簡単に記しておくことにする。
「基本に帰る」という意味で、2003年に「Back to the Basic」をキャッチに会社を始動した。
2006年からは即レスポンスを意味する“anytime at all”に変わり、現在に至る。
イベントや試写会の構築 (Link)
ラジオを活用したプロモーション (Link)
オフィシャルサイトのプランニングとプロデュース (Link)
我々の仕事はマン・トゥ・マンの関わりで全てが進む。
日々、映画を観て触発され、色んな人と話をして刺激され、無から有を生み出していく。相手の
リクエストに対してアイデアを提示することもあれば、映画に導かれて生まれた企画を提案する
こともある。プロセスは色々だが、活動の基本には、人と人との関わりと“anytime at all”の
実践がある。それは全ての活動に通じていることだ。
我々の活動で最も大切にされることは何かと考えたとき、選択するという意志が第一に挙げられ
る。我々が実践している作業とは、大抵のことは誰にでも出来ること。
発想、確認のプロセス、現場の仕切り方などはともかく、誰が対峙したとしても、ある一定の
成果を収めることが出来るはずだ。しかしどこかで差異が生まれる。
判らないことを理解する。知らなかったプロセスを覚えて実践する。誰かがやっていることは、
基本ルールを学べば、誰にでも出来るに違いない。その先にある差異とは、当事者として向き
合う人の「意志」が生み出すのではないか。
どんなに優秀な人であっても、自分の意志で選択し、その時々の自分自身の全てをぶつけて挑ま
なければ、成果は得られない。逆に、経験も実績もない人であったしても、情熱の全てを注げる
意志があれば、可能性は大きく開かれる。
今、新しいスタッフに望むことは、自分の意志で挑めということだ。時代や環境がどんな変化を
迎えようと、自分の意志こそが人を動かし、未来を切り開くことは変わらない。
誠実であれ、真摯であれ、どん欲であれ。経験はこれから積めばよいのだから。