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映画が描く「未来」とは!

2004/09/17 (Fri) 20:05


全米随一のエンタティナーであるウイル・スミス主演最新作は、アシモフの小説にインスパイア
されて誕生した近未来SF大作『アイ、ロボット』 (Link) だ。
今から30年後のシカゴ。その社会は、人間たちをサポートする良きパートナーとして「3つのルール」を守るロボットとの共存で成り立っている。日々進化するテクノロジーによって、新世代ロボットの登場が間近に迫ったある日、研究の第一人者である博士が謎の死を遂げる----。
現場に駆けつけた刑事プルーナーに残された博士からの「謎のメッセージ」と、そこから浮かび上がる一体の最新型ロボット〈サニー〉だった。
ハリウッド最新技術を駆使した超大作『アイ、ロボット』が描く未来、ロボットを通じて浮かび上がるものこそ、人間の飽くなき何かなのだが……。

「コード46」とは、同一のDNAを持った男女は血縁者と見なされ、愛し合うことは許されないとするルール。
英国出身のマイケル・ウィンターボトム監督の新作『コード46』 (Link) は、環境破壊が進んだ未来社会に生きる人間を描き出す。安全が保証された都市部に生きることが許されたエリートたちは、パペルと呼ばれる滞在証で行き来している。徹底した管理社会の中で、1枚のマイクロチップにアイデンテイティが集約されているのだ。
ある日、パペル偽装が発覚し、シアトルから上海へと一人の男が降り立つ。ティム・ロビンス演じる調査員ゲルドである。彼の前に現れたのは、26歳の誕生日を間近に控えたマリア(サマンサ・モートン)だった。
どうすることも出来ない衝動に導かれるままに、互いを求め合うふたり。だが、彼らに待ち受けていたもうひとつの運命、それは「コード46」だった……。
『コード46』は、上海、ドバイ砂漠などが醸し出す摩訶不思議な近未来的映像、管理社会と人間のアイデンティティ、そして普遍であり続ける「愛」を問う問題作である。

残す所後2回となった「映画な時間」は、『アイ、ロボット』『コード46』の2本の映画をモチーフに、映画が描く「未来」に迫ります。
来場者に温かな好感をいただいた『僕はラジオ』 (Link) の試写レポートもあります。お聴き逃しなきように!

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